国立科学博物館特別展「和食」に行ってきた

元々は2020年に開催予定だったのだが、例の流行病によって延期されていた特別展が開催になりました。

最初にタイトルを知った印象としては、「はたして、これは面白いのだろうか」って感じでしたが、タイトルはともかく博物館の特別展をタイトルの印象だけで決めるのはナンセンス以外の何物でもないと出かけてみました。

結論から言えば超面白かったです。

日本各地での食品の違いや発酵食品の成り立ちなど、なんとなく知っている事であっても、きちっと説明されると大きな違いや僅かな差があることがわかります。

普段何気なく見聞きしたり口にしたりしている食品の背景なんかも知ってから食べれば一味違うかも。

後半は食文化などの展示。

庶民の食事や有名人の食事。レシピ本やグルメランキング等、形は変われども今と大して変わらない文化があった事が面白い。

「なんで博物館で和食なの？」とは思っていましたが、博物館ならではの切り口での展示でした。2月末近くまで開催されていますので、出かけてみてはどうでしょう？