Insta360 Mic Air

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Insta360 Mic Air

この記事を書いている時点でのMic Airのバージョン、1.0.0.29。

はじめに

Insta360 Mic Airを何気なく使ってきたのだけれど、どうにもよくわからない点がある。

わからなくても、何気無く使えてしまうのが良いところなのだが、放っておくのもどうかと思い、わかっていることをまとめてみる。と言っても、ほぼマニュアルの通りなのだけれど。

インジケーター

インジケーターランプはひとつしか無いにもかかわらず、動作の状態やバッテリーの状態を表示するため、ユーザーが適時判断しなくてはならない。

マニュアルによる説明は以下の通り。

接続していない青色ゆっくり点滅
ペアリング中青色高速点滅
接続中青色点灯
ミュート赤色点灯
ノイズ低減オン緑色点灯
バッテリー低下(10%以下)5秒毎に黄色点滅
充電中オレンジ点灯(充電完了時には消灯)
アップデート中青色脈動

実際のところ、充電中には赤色で点灯しているし(もしかしたらオレンジが赤に近い発光なのかもしれない)、使用していてバッテリーが減っている時には赤色を見たこともある。どうやらマニュアルの説明には不足している部分や、少し異なる部分もあるようだ。

実際に遭遇した表示には次がある。

バッテリー不足で起動不可電源オン時にオレンジ3回点滅して電源オフ

困るほどではないからいいけど。

マルチファンクション ボタン

Mic Airにはひとつだけボタンがあり、いくつかの機能を操作できるようになっている。使ってみた感覚ではボタンの操作に応じてカメラ側で作用しているようだけれど、実際のところはわからない。どっちでもいいので。

マニュアルでは次のように説明されている。

電源オン2秒間押す
電源オフ3秒間押す
写真撮影1回押す
ビデオ録画1回押すと録画開始/停止
ノイズ低減ダブルタップで開始/終了
ミュートトリプルタップで開始/終了
ペアリングモード(送信機が電源オフの時に)6秒押す
コネクションモード(送信機が接続されていない時に)ダブルタップ

さて、コネクションモードってなんだろう?

Mic Airのスペックを見てみると、Bluetoothの他にWi-Fi(2.4GHz帯)にも対応している。コネクションモードとはWi-Fi接続を指しているのだろうか。

Insta360 Mic Airの製品サイトを見てみると、使用方法として”Insta360 Mic Air トランスミッター”の項目があり、カメラ側の「Bluetoothヘッドセット/マイク」の項目から接続や設定をするように書かれている。つまりはBluetooth接続で良いのだろう。

しかし、使用方法をさらに読み進めてみると、”トランスミッターをBluetooth経由でInsta360カメラに接続します”という項目が出てくる。日本語のニュアンスが少し気になるのは置いておいて、内容を確認していくとボタンを2回押してBluetoothモードに切り替えるとあり、インジケーターがシアンから青に切り替わると書かれている。ここで書かれているのがコネクションモードなのだろう。でも結局、カメラ側では「Bluetoothヘッドセット/マイク」の項目での設定の説明になっている。

実機で試してみるとダブルタップする毎にシアン点滅と青色点滅に切り替わるのだけれど、シアンの時に何ができるのか全くわからない。上記の通り、インジケーターの説明にはシアンの説明は無い。

勝手な想像だけれど、Mic Airは他社からOEM供給を受けていて、そのOEM品の説明が適度に残ってしまっているのでは無いかと思う。まぁ、Bluetoothで使っていれば何の問題も無いからいいけど。

マニュアルに無い動作

充電後の自動電源オン

※ 1.0.0.29にバージョンアップしてから発生していないので、改善されたのかもしれません。

充電器にセットすると自動的に充電が始まり、満充電になるとインジケーターが消えて電源オフの状態になるが、充電器から取り外すと電源がオンになってしまう。

電源がオンになるとそのままペアリングしているカメラの電源もオンになってしまう。

これ、ちょっと面倒なので、自動電源オンはやめてほしい。

自動電源オフ

ペアリングしているカメラとの接続が切れると3分程度で電源オフとなる。

節電と考える事もできるけれど、ちょっとした都合でカメラとマイクが離れてしまうことはよくあることで、再び近づいた時にMic Airの電源が落ちている事に気が付かない事がある。

諸々注意していればいい事だけれど、バッテリーが長時間持つのだから正直機材の状態は気にしないでいたい。それに都度確認するのは煩わしい。

せっかくの機能だけれど、自動電源オフはやめる、もしくは時間の設定ができるようになってほしい。

まとめ

謎な機能やカスタマイズしたい部分もあるけれど、動作としては問題ないレベル。

DJIのMicシリーズに慌てて対抗した感じが否めないけれど、小型で便利なマイク。

Insta360 Mic Air (送信機1台 + 受信機1台)
フルパッケージには送信機1台と受信機1台が含まれます。

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